閉塞性睡眠時無呼吸症候群治療薬
「ゼップバウンド」を
お使いの皆様へ
閉塞性睡眠時無呼吸症候群治療薬ゼップバウンドの情報をご提供いたします。
※ゼップバウンドは閉塞性睡眠時無呼吸症候群のお薬です。
閉塞性睡眠時無呼吸症候群の治療を目的にゼップバウンドを使用していただきますようお願いいたします。
動画「ゼップバウンドによる治療を始められる方へ」
疾患のことやお薬のことなど、治療を始めるにあたって知っておくべきポイントについて、動画で解説しています。
閉塞性睡眠時
無呼吸症候群とは?
原因と治療は?
チャプター2を再生ゼップバウンド
とは?
ゼップバウンドの
副作用は?
ゼップバウンドの
使い方は?
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)では、睡眠中に呼吸が妨げられることで、さまざまな症状があらわれます。
例えば・・・
起床時に頭が痛くて気持ちよく起きられない
日中の眠気で仕事や運転に集中できない
大きないびきで自分も家族も起きてしまう
CPAPを使用しないと熟睡できない
こんな毎日が「あたりまえ」になっていませんか?
OSASの最大の危険因子は肥満です1)。
つまり、減量は、症状の原因にアプローチし、呼吸がしやすい睡眠を目指す治療の一つです1)。
しかし、生活習慣の改善だけで体重の減少を維持することが、難しいと感じる方も少なくありません。
本動画ではまず、あなた自身の状態や病気について知っていただき、安心して今後の治療に踏み出していただけるように、ポイントを分かりやすくご紹介します。
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はじめに、OSASとはどんな疾患か、治療を行う目的と併せて解説します。
空気を吸ったり吐いたりするときの通り道を、気道といいます。
OSASは、この気道が、睡眠中に塞がったり狭くなったりすることにより、呼吸が止まったり弱くなったりする状態をくり返す病気です1)。
それにより、眠っているとき、
目覚めるとき、
起きているとき、
一日を通してさまざまな症状が起こる可能性があります。
なお、OSASの重症度は、1時間の睡眠の中で、無呼吸・低呼吸が合わせて何回起こっているかで判断します。
では、なぜOSASを治療する必要があるのでしょうか。
それは、OSASがもたらす症状や合併症は、重大な病気や事故につながることがあるからです。
そこで、適切な治療によって、症状を改善し、健康を損なうリスクを低減することを目指すのです。
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次に、OSASの原因と治療について解説します。
OSASには、いくつかの原因がありますが、最大の危険因子は肥満です。
正常な気道では、鼻や口から入った空気がスムーズに通りますが、
さまざまなメカニズムで気道が狭くなると、睡眠中の呼吸が妨げられます。
肥満によって、のどや首のまわりに脂肪がつくことも、そのメカニズムの一つであり、
体重を減らすことは、肥満があるOSASの患者さんにとって有効であり、将来の健康リスクの軽減を目指すうえでも、重要な治療の一つであると考えられています1)。
肥満がある患者さんでは、生活習慣の改善などによって減量し、のどや首の脂肪を減らします。
ところが、減量すると、元の体重に戻そうとする体の自然な反応が起こるので、生活習慣の改善のみで減量を維持することは難しい場合があります。
そこで、患者さんの状態に応じて、薬物治療など、減量をサポートする治療法を検討する場合があります。
肥満を伴うOSASに対しては、減量することで原因にアプローチする治療法と、気道に直接関与して症状を改善する治療法があり、
患者さんの状態に応じて、選択したり組み合わせたりすることで、睡眠時の気道を確保します。
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ここからは、肥満を伴うOSASの減量をサポートするお薬、「ゼップバウンド」についてご説明します。
中等症以上のOSASで、BMIが27以上の患者さんであれば、
CPAPやマウスピースによる治療を受けているかどうかにかかわらず、投与を検討できます。また、投与は自宅で行うことが可能です。
ゼップバウンドは、体内にある2つの消化管ホルモン、GIP、GLP-1と同じはたらきを
脳や脂肪細胞において発揮します。
GIPとGLP-1は、もともと私たちの体の中にあるホルモンで、
食べ物が体に入ると、小腸から分泌されます。
そして、脳や脂肪細胞で、食欲や満腹感を調節したり、脂肪の代謝を調節したりといった、体重に関連するはたらきをします1-4)。
ゼップバウンドは、これら2つのホルモン(GIP、GLP-1)と同じはたらきをすることで、脳での食欲調節と、脂肪細胞での糖や脂質の代謝亢進により体重を減らし、睡眠中の無呼吸・低呼吸の改善が期待できるお薬です。
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続いて、ゼップバウンドの副作用について見ていきましょう。
ゼップバウンドによる治療中は、胃腸症状や低血糖などの副作用にご注意ください。
吐き気や嘔吐、下痢などの胃腸症状は、初めて使用するときや、投与量を増やしたときに起こりやすくなります。
特に、食事がとれない状態が続き、のどの渇きや立ちくらみなどの症状がある場合は、脱水状態が懸念されるので、十分な水分摂取を行い、速やかに医師に相談してください。
併用する糖尿病のお薬によっては、低血糖が起こりやすくなります。
低血糖の症状を感じたら、糖分をとるとともに、すぐに医師にご相談ください。
その他、気になる症状を感じたときは、医師または薬剤師に相談してください。
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最後に、ゼップバウンドの投与に際し、注入器と投与量、治療の流れについてご説明します。
ゼップバウンドは、1回使い切りの専用ペン「アテオス」で投与する注射薬です。
このペンは、あらかじめ針がセットされており、針をつけ外しすることなく「あてて、おす」と、お薬が自動注入されます。
ゼップバウンドは、週1回2.5mgから投与を開始し、4週間の間隔で2.5mgずつ増量し、週1回15mgを投与します。
ただし、忍容性*が認められない場合には、週1回10~15mgの範囲で投与量を調整することができます。
投与量の調整については、医師が判断します。
こちらは保険適用で診療を受ける際の、ゼップバウンドによる治療の流れです。
中等症以上のOSASと診断され、治療計画に基づいて、栄養指導を受けながら、食事・運動療法を3ヵ月以上実施しても、十分に体重が減少しなかったときに、ゼップバウンドの投与を検討します。
ゼップバウンドの投与中も、栄養指導と食事・運動療法は継続し、OSASの重症度及び減量効果を随時確認した上で、投与の継続や中止を医師が判断します。
睡眠中の呼吸が改善し、眠気や疲れに悩まされない朝を目指して、ゼップバウンドを使用した閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)の治療へ、一歩踏み出してみませんか。
不安に思うことや、分からないことがあれば、医師にご相談ください。
動画「ゼップバウンドアテオスの使い方」
自己注射の方法について、動画で解説しています。
(音楽)
「ゼップバウンド」は「アテオス」という専用ペンで1週間に1回投与する持続性GIP/GLP-1受容体作動薬です。
このビデオでは、ゼップバウンド皮下注アテオスの使い方をご紹介します。
ゼップバウンドの取扱説明書に基づき、使用方法をご案内します。
本剤の重要な情報
及び安全上の注意事項について、
取扱説明書を必ず確認してください。
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専用ペン「アテオス」の特徴をご紹介します。紫色の注入ボタン、ロックリング、無色から淡黄色の薬液、透明な底面、灰色のキャップ。本剤は用量によってラベルの五角形部分の色が異なりますので、ご注意ください。
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ご使用前には必ず手を洗いましょう。
ご使用前に、本剤を冷蔵庫から取り出してください。灰色のキャップは投与の直前まで取り外さないでください。ラベルを確認して、お薬の名前と用量が正しいか、使用期限が切れていないか確認してください。薬液が無色からわずかに黄色がかっていることを確認してください。また、薬液が凍っていないこと、濁っていないこと、浮遊物がないことを確認してください。
次に、投与する場所を決めます。自分で投与する場合はお腹や太ももに投与します。
操作方法の指導を受けた方の手助けを受けて注射される場合は、上腕部の外側でも構いません。毎回全く同じ場所に投与するのは避け、少しずらした場所に投与してください。また、投与する場所は消毒しましょう。
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それでは、使用方法を確認しましょう。アテオスの操作は3つのステップです。
ステップ1、灰色のキャップを外します。緑色の目印がロックの位置にあることを確認してください。投与の準備ができるまではロックを解除しないでください。
灰色のキャップをまっすぐに引っ張って取り外します。外したキャップはすぐに捨ててください。キャップをはめ直すと針が破損することがあります。針には触れないでください。
ステップ2、ロックを解除します。透明な底面を皮膚にしっかりとあてます。
皮膚にしっかりとあてたら、緑色の目印をロック解除の方向に止まるまで回し、ロックを解除します。
ステップ3、紫色の注入ボタンを押し、そのまま待ちます。薬液の注入が開始されたことを示す、最初のカチッという音を確認します。薬液の注入が完了したことを示す、2回目のカチッという音を確認するまで、紫色の注入ボタンを押したままにします。
注入器の透明な部分に灰色のゴムピストンが見えていれば、投与は完了しています。アテオスを皮膚から離します。
使用済みのアテオスは、主治医の指示に従って廃棄してください。アテオスは安全性を考えて、使用後に針が自動的に本体内に戻るように設計されていますが、廃棄の際は、針が露出していないことを確認してください。
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保管、取扱い方法についてご紹介いたします。本剤は冷蔵庫に保管してください。冷蔵庫が使用できない場合、室温で21日間まで保管できます。凍結させないでください。もし凍結した場合は使用しないでください。高温や直射日光を避けて保管してください。アテオスは一部にガラスが使われていますので、丁寧に扱ってください。硬い床や地面に落としたときは、新しいアテオスをご使用ください。お子様の手の届かないところに保管してください。
(軽音楽が流れます)
(軽音楽が流れます)
その他の資材
監修
久留米大学
学長 理事長
内村 直尚 先生
新潟薬科大学 薬学部
臨床薬学教育研究センター
センター長 教授
朝倉 俊成 先生

