関節リウマチについて
関節リウマチは、自分自身の免疫細胞が過剰に活性化され、関節を包む膜(滑膜かつまく)に炎症が起こる病気です

1)宮坂信之編:新しい診断と治療のABC 8/免疫1関節リウマチ(改訂第2版), 2008, pp. 9-17, 最新医学社, 大阪
関節リウマチ治療の三大目標2)
関節の痛みや腫れなどの症状がない
関節破壊の進行がみられない
日常生活の動作に支障がない
2)Smolen, J.S. et al.:Ann Rheum Dis., 69(4), 631(2010)
滑膜が増殖すると軟骨や骨が破壊されてしまいます。
関節リウマチの症状
関節リウマチでは、関節だけでなく全身に様々な症状があらわれます

関節リウマチが起こるしくみ
関節リウマチの炎症はサイトカインによって引き起こされます
関節リウマチが起こるしくみ1、2)
関節リウマチの患者さんの体の中では、「炎症を起こしなさい」という情報を伝える“サイトカイン”というタンパク質が過剰につくられています。

1.) このサイトカインは、炎症にかかわる細胞の表面にある“受容体”という部分にくっつきます。

2.) サイトカインが受容体にくっつき、「炎症を起こしなさい」という信号が細胞の中にある“核”に伝えられることで、炎症が起こります。

3.) サイトカインが過剰につくられます。


1)Higashi, Y.:Folia Pharmacol Jpn., 144(4), 160(2014)
2)O'Shea, J.J. et al.:Nat Rev Rheumatol., 9(3), 173(2013)
生物学的製剤の作用3)
TNF-α阻害薬やIL-6阻害薬は、サイトカインや受容体にお薬がくっつくことによって、サイトカインが受容体にくっつくのを防ぎます。

3)桃原茂樹著:関節リウマチ最新薬物治療:MTX・バイオレジメン改訂第2版, 2015, 医学と看護社, 東京

オルミエントは、従来の抗リウマチ薬(メトトレキサートなど)や生物学的製剤(TNF-α阻害薬やIL-6阻害薬など)とは異なる作用を持つ、「JAK(ジャック)阻害剤」と呼ばれるお薬です。
